【尼崎】高齢者住宅などの施設介護と在宅介護の違い！求人応募時の注意点 | 兵庫県尼崎市のサービス付高齢者向け住宅

【尼崎】在宅介護のメリット・デメリット

ご家族、または訪問介護サービスを利用して自宅で介護を行うことを「在宅介護」といいます。在宅介護のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

住み慣れたご自宅で、要介護者の希望を取り入れた自由度の高い介護ができます。別居しているご家族とも、比較的自由に会えるのは在宅介護の魅力です。

また、施設介護よりも安く済むのは在宅介護のメリットの一つといえるでしょう。医療ケアが受けられる訪問看護やデイサービスなど、必要な種類のサービスをご自身で選んで利用することができます。

デメリット

要介護者と最も接する時間が長いご家族の身体的負担・心理的負担が大きくなる傾向にあります。特に認知症の症状が進んでいる場合や容体が悪化した場合は、専門的知識・医療知識がないご家族だけでは対応しきれないこともあるでしょう。

ケアマネージャーやご家族と相談して、プロの手を借りながら心身ともに休息をとりつつ介護を行うことが大切です。

【尼崎】施設介護のメリット・デメリット

高齢者住宅などの介護施設を利用して、プロに介護を任せることを「施設介護」といいます。こちらでは、施設介護のメリット・デメリットをご紹介いたします。

メリット

施設介護のメリットは、ご家族の負担が軽減できるという点です。介護のプロが常駐している高齢者住宅などの介護施設へ入居することで、要介護者は安心して生活することができます。医師や看護師が常駐しており医療ケアができる施設では、容体が急変した際の対応も可能です。

また、自宅介護では難しい、家族以外の方とのコミュニケーションを図ることができるのも施設介護のメリットといえるでしょう。他の入居者と会話をしたりレクリエーションを楽しんだりすることで刺激を受けて、認知症の予防効果が期待できます。

デメリット

在宅介護よりも費用がかかります。医師や看護師が常駐している施設、医療サービスが受けられる施設など、様々な種類の施設がありますが、より良い環境を選ぶほど費用がかかる傾向にあります。

また、要介護者のライフスタイルによっては、集団生活がストレスになることも考えられます。特に、自宅での生活にこだわりのある方は、他人と同じ空間で生活をすることに対してストレスを感じてしまいやすいです。

【尼崎】高齢者住宅で働くのに向いている方の特徴

「医療・看護の経験がないと高齢者住宅で働けないのでは？」とお考えの方もいらっしゃるでしょう。医療現場や介護現場での実務経験がなくても、以下に当てはまる方は高齢者住宅のスタッフとして向いているといえます。

レクが得意な方

高齢者住宅では人と関わりたくても、声をかけることが不得意な高齢者の方が多い傾向にあります。そのため、レクリエーションが得意な方、人と関わることが好きな方はどの施設でも頼りにされます。歌が得意、ゲームを考案するのが好き、盛り上げるのが得意、楽器が弾けるなど、得意なことがあれば積極的にアピールしましょう。

人をもてなすのが好き

施設によって仕事内容に多少の違いはありますが、食事の用意や掃除、洗濯、各種身体介護など、利用者様の身体状況や要望に合わせてサービスを提供するところがほとんどです。ご家族のような温かさで接することでおもてなしをすると喜んでもらえます。また、イベント開催時などは、普段とは違った特別感を演出するためのアイデアを出せる！という方も向いているといえます。

接客・サービス業の経験がある

サービス業で接客経験があり、それらの業務を楽しいと思える方は高齢者住宅のスタッフとして向いているといえるでしょう。高齢者住宅の利用者様は、サービス業ではお客様に当たります。お客様＝利用者様一人ひとりの状態に合わせて、適切なサービスを提供する心遣いが重要です。

周囲への気配りが得意な方

介護の現場では、利用者さんの体調や気持ちの変化にいち早く気づけるような配慮が求められます。気配りや心配りができれば、利用者さんやご家族の相談に対して寄り添った対応ができるでしょう。例えば、レクなどのイベントで声をかけても参加できないことがあります。その際には、利用者様一人ひとりのペースに合わせてサービスを提供するのはもちろん、イベントへの参加を強制することなく、思いやりの心を持って接することは何よりも大切です。

【尼崎】高齢者住宅の求人に応募する際の注意点

最後に、高齢者住宅の求人に応募する際の注意点についてご紹介いたします。

施設のサービス内容を確認する

高齢者住宅と一口にいっても、様々な種類があります。介護サービスを外部の業者に任せている場合は、介護の仕事がほとんどありません。しかし、介護サービス事業を併設している場合は、当然介護の仕事もあります。

高齢者住宅は介護の仕事が少ないと思い込んで働いてみたものの、介護の仕事が多かったということも少なくありません。一方、介護福祉士を目指して応募したものの、介護の仕事が少なく実務を経験できないというケースもあります。

資格が必要な場合もある

高齢者住宅は、他の介護施設と比べて介護の仕事は少ないですが、施設によって異なるのは先ほどご説明したとおりです。求人によっては、介護職員初任者研修や、実務者研修、介護福祉士の資格が応募条件という場合があります。

資格がなくても高齢者住宅で仕事がしたいという場合は、介護の仕事がほとんどない高齢者住宅の求人を選ぶか、仕事を開始してから資格を取りたい意向を伝えてみましょう。また、仕事内容や求人の種類によっては運転免許が必要な場合もあります。

勤務時間や夜勤の確認

高齢者住宅は、24時間スタッフを常駐する義務がありません。そのため、夜勤がないと思って応募したのに、働いてみると夜勤があったというケースもあります。応募の際に夜勤の有無は必ず確認しておきましょう。勤務時間や休日についても、同じく確認が必要です。