【尼崎】老人ホームで働くなら？有利な資格と心構え | 兵庫県尼崎市のサービス付高齢者向け住宅

【尼崎】老人ホームの求人に応募する際に有利な資格

有料老人ホームで働くには、まず求人情報を探すことになります。採用につなげるためにも、取得しておくと有利な資格について知っておきましょう。こちらでは、有料老人ホームで働く際、どのような資格が有利になるのか、また取得費用についても詳しくご紹介いたします。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護の基礎知識やスキルを研修したことを証明できる資格です。介護士としての入門資格となり、ホームヘルパー2級研修の後継資格となっています。取得費用はスクールによって異なり、相場は6～10万円です。

この資格を持っていると、求人に応募する際に有利になることが多く、場合によっては給与面での優遇も期待できるでしょう。

資格取得にかかる期間は最短で約1ヶ月です。130時間のカリキュラムを終了して、修了試験に合格する必要があります。

介護福祉士実務者研修

介護職員初任者研修の上位にあたる資格で、2013年に廃止された介護職員基礎研修の後継となる資格です。サービス提供責任者として働くことができる他、医療的なケアに対するスキルを身につけることができますので、看護医療を必要とする老人ホームの求人応募に有利となります。

この資格は、介護福祉士の国家資格を受験する際の必須研修となっているため、介護福祉士を目指す方は早めに修了しておく必要があるでしょう。また、介護福祉士実務者研修は介護職員初任者研修を受けていなくても受講はできますが、介護職員初任者研修を受けた方と比較すると受講時間が異なります。費用は安いところで10万円、高いところで20万円程です。

ケアマネージャー

ケアマネと呼ばれる介護支援専門員のことです。ケアマネージャーは介護保険制度に基づき、介護サービスを利用できるようにするケアプランを作成します。

加えて、利用者と事業所の橋渡しとしての役割もあり、専門性の高い資格となっています。しかし、国家資格ではなく、都道府県により管理されている公的資格にあたります。受験料は都道府県によって異なり、約8～9千円程度です。スクールに通う場合は10万円程度の費用がかかります。

介護事務

介護事務は、介護保険に関する知識やPCスキル、経理事務などの知識を要する資格です。老人ホームなどの介護施設や事業所への求人応募に有利となります。事務職を目指している方におすすめです。

スクールに通って資格取得を目指す際は約4～7万円の費用がかかり、受験料は6,500円です。

介護福祉士

介護福祉士は介護職のなかで唯一の国家資格で、介護士を目指す方の最終資格となります。最上位の資格となり、難易度は高めになりますが、この資格があれば多くの老人ホームや介護施設への就職が有利になります。

資格取得方法とそれぞれの費用は、以下のとおりです。

• 福祉系の高等学校で所定の単位数を修了、卒業して国家資格を受験する方法…通常の高等学校を卒業するまでの学費と同程度
• 指定の養成施設を卒業して国家資格を受験する方法…100～200万円
• 介護施設での実務経験3年以上、かつ実務者研修を修了して国家資格を受験する方法…無資格者：約10万円、介護職員初任者研修修了者：約8万円、介護福祉士実務者研修修了者：約3万円

レクリエーション介護士

その名のとおり、レクリエーションに特化した資格です。老人ホームでは、身体能力の維持や脳の衰えを防ぐために、様々なレクリエーションが行われています。メリハリのある生活を送っていただくため、レクリエーションはとても重要です。

レクリエーション介護士は、2014年9月に設立された比較的新しい資格です。レクリエーション介護士の認定講座を受け、終了試験に合格すれば取得ができます。レクリエーションを積極的に行っている老人ホームの求人応募には、かなり有利な資格といえるでしょう。

介護予防運動指導員

筋力トレーニングや運動などの身体ケアを行う資格です。高齢者の運動による身体ケアは、医療看護に匹敵するほど重要なので、求人応募の際に有利になるでしょう。

【尼崎】介護職員のキャリアパスとは

介護施設への求人応募に有利な資格はたくさんありますが、介護職を続けていく中で多くの方々が「最終的に介護福祉士の資格を取得したい」と考えることでしょう。

そこで気になるのが、キャリアパスです。

終身雇用が当たり前ではなくなった現在では、キャリアパスは自分自身の実力を生かした働き方として重要となります。ここからは、介護職員のキャリアパスについて詳しく解説いたします。

介護職にキャリアパスが必要な理由

人材不足が心配されている介護業界で注目されているのが、キャリアパスです。介護職員の人材確保や定着を図り、給料や労働環境を整えるために必要と考えられています。求人の際にもキャリアパスを明確にすることで大きなメリットがあるでしょう。

介護職の一般的なキャリアパスとは

介護の資格はたくさんあるため、どの資格を取得すればよいのか今一つわからないという声もありました。しかし、現在ではキャリアアップ方法がわかりやすくなっています。一般的に介護職員が最終的に目指すべき資格は、国家資格である「介護福祉士」でしょう。

介護福祉士の資格にたどり着くまでに、どのようなルートをたどればいいのか明確化されたことにより、自分の目指すべき道がはっきりします。それとともに、雇う側も求職者が現在どの位置にいて、どのようなスキルがあるのか明確になりますので、求人の際の判断材料として有効です。

介護福祉士までのキャリアパスは以下の順番となります。

1. 介護職員初任者研修
2. 介護福祉士実務者研修
3. 介護福祉士
4. 認定介護福祉士

介護業界のキャリアパスの到達点として、ケアマネージャーの資格があります。介護士としての仕事の幅が広がりますので、介護福祉士と併せて取得するのがおすすめです。

認定ケアマネージャー

認定ケアマネージャーは2004年に創設された資格です。ケアマネージャーの資格の更に上位の資格となっています。

認定ケアマネージャーの資格を取得すれば、主任ケアマネージャーになるための介護支援専門員として必要な従事期間が5年から3年へ短縮されます。最短で主任ケアマネージャーになるために必須の資格といえるでしょう。

主任ケアマネージャー

2006年の介護保険改正とともに誕生した資格です。ケアマネージャーの最上位資格となり、新人の指導や育成、公的な支援センターへの就職も可能となります。

認定介護福祉士

介護福祉士の上位資格は、2015年にうまれたばかりの民間資格です。介護福祉士の資格を取得して5年以上の実務経験があり、指定の要請研修を600時間受講することで取得できます。

試験がないので、介護福祉士の資格と実務経験、研修を受講すれば誰でも取得できるのです。介護のキャリアパスとしては最上位の資格となっており、求人応募に非常に有利でしょう。

看護師

老人ホームなどの介護施設で働く看護師は、介護福祉士と連携して利用者様の健康をサポートします。主に利用者様の健康管理や薬の管理・投薬などを行い、万が一利用者様の容体が急変した場合は、応急処置を行って医師や救急隊員へ引き継ぐことがあります。

【尼崎】介護職のやりがいと心構え

やりがいのある仕事をしたいと考える方の中には、介護職を目指す方も少なくありません。「現在、医療や看護に携わっているが介護の仕事に興味がある」という方もいらっしゃるでしょう。

ここからは、老人ホームなどの介護施設において介護することへの心構えややりがいについてご紹介いたします。

介護スタッフとしてのやりがい・心構えとは？

・やりがい

要介護の方は、日常生活が困難で介護や医療的なケアを必要とします。なにげなく行っている行動も、要介護の方にとっては、とてもありがたいことなのです。食事ひとつにとっても、自分で食べることが困難な方もいらっしゃるでしょう。少しの手助けで、利用者様やご家族様から感謝の言葉をいただく機会がとても多く、その言葉にやりがいを感じている方がとても多いです。

また、介護施設を利用している方の中には、在宅復帰を目標としている方も少なくありません。その方達の在宅復帰までのお手伝いができることは、介護している側も達成感を味わうことができ、やりがいを感じることができます。

年齢関係なく働くことができるのもメリットといえるでしょう。

・心構え

老人ホームなどの介護施設で働く際、具体的にどのような心構えが必要なのでしょうか？ポイントは「自己管理」と「相手目線」です。

遅刻や無断欠勤などをしないということは社会人として当たり前のことですが、このような基本的なことすらできないということは、自分の管理もできていないということになります。自分の管理ができない方に、介護は難しいといえるでしょう。

また、要介護の方へ不安を煽るような服装などは避け、感染予防を徹底して清潔感のある服装を心がけましょう。報告や相談、連絡などをしっかりと行うこともとても重要です。仕事とプライベートはわけて、利用者様に気を使わせない気遣いも大切になります。

介護施設で働く看護師のやりがい・心構え

・やりがい

看護師＝病院などの医療機関で働くというイメージがありますが、老人ホームなどの介護施設で活躍する看護師もいます。基本的に重篤な症状がある利用者様はおらず、一人ひとり時間をかけてコミュニケーションをとることができます。

また、施設に対して看護師が1人ということも多いため、責任感を持って自主的に業務が行えるのもやりがいの一つといえるでしょう。介護施設で看護師として働きつつ、様々な講習会や研修を受けることでさらなるスキルアップが図れます。

・心構え

利用者様は主に介護認定を受けた高齢者です。そのため、これまで高齢者や認知症の方と接する機会がなかった場合には、行動が理解できなかったり、意思疎通が難しいと感じたりすることもあるでしょう。医療機関から介護施設へ転職する場合は、あらかじめ高齢者との接し方について学んでおくことが大切です。

また、医師が常駐していない介護施設では、医療従事者が看護師のみということも少なくありません。基本的に重篤な症状がある利用者様はいませんが、万が一の場合は自身の判断で適切な対処を行わなければならないのです。利用者様の変化を見逃さないための観察力や判断力は必要です。

【尼崎】複数の老人ホームを展開するリンクハートの働き方

尼崎市にあるリンクハートでは、心のつながりを重要視しています。利用者に対してはもちろん、従業員同士の心のつながりも重要です。現場の意見を尊重した働きやすい環境を整えており、定着率がいいのが特徴です。

頑張る方には給料面もしっかりと評価を行い、スキルアップのために資格取得を目指す方のバックアップ体制も整っています。多種多様な研修、知識や技術の向上を図る勉強会、働きやすい福利厚生も魅力です。

実際に働いている方から求職者へのメッセージ

人生の大先輩である利用者様から、ときに料理のこと、子育てのこと、主人の扱い方など（笑）、色々な助言をしていただけます。世間一般的に介護職は大変というイメージがありますが、実際はご利用者様、そしてご家族様の笑顔が嬉しい充実感のある仕事です。職場の雰囲気もレクやイベントが豊富なので、施設自体明るく毎日お仕事に行くのが楽しくなる環境です。