【尼崎】サ高住誕生の背景とは？入居費用と流れ | 兵庫県尼崎市のサービス付高齢者向け住宅

【尼崎】サ高住への引っ越しがおすすめ！高齢者の住まいの悩み

高齢になると多くの方々が住まいに対して悩みを持つようになります。

特に多い悩みは以下のとおりです。

• 足腰が衰えてきたことによって玄関の段差や階段が危ないと感じる
• 夫婦二人、または一人暮らしで防犯面が心配
• 室内の温度管理が難しい
• 住まいが広すぎて管理が難しい
• 万が一、大雨や地震などの災害が起こったときに不安
• 急に体調が悪くなったときどうしたらいいのかわからない
• ちょっと手助けしてもらいたいときがある

年齢を重ねるごとに悩みを持つ方が増えていく傾向にあるため、より安心して生活できる環境を整えるためにも、早めに住まいに対する不安を取り除いていくことが大切です。

広い一戸建てやアパート・マンションなどの賃貸住宅にお住まいの場合は、サ高住などの施設への入居をご検討ください。サ高住なら安否確認や生活相談などのサービスを受けつつ、一般的な住宅と変わらず自由度の高い生活ができます。

万が一のときは、介護・看護サービスを受けて安心して暮らせる環境でありながらも、プライベートはしっかりと守れるところを探しているという方におすすめです。

【尼崎】サ高住が誕生した背景

高齢者人口の割合が増える日本では、高齢者向け住宅の整備が急がれています。

これまで、高齢者向け住宅というと介護・看護・医療サービスが受けられる特別養護老人ホームや有料老人ホームなどがありましたが、この場合、入居者が要介護者に限られてしまいます。さらに、要介護者の中でも利用を希望する方が多く入居一時金も高額なことから、「高齢者なら誰でも利用できる」ものではありませんでした。

日本では、2040年には高齢者人口の割合が35％に、2060年には40％を超えると予想されており、早急な解決が求められているのです。

厚生労働省（国土交通省調べ）の調査によると、日本の高齢者住宅の整備割合は各国と比較すると極端に低いことがわかります。2008年時点で日本の全高齢者における介護施設・高齢者住宅の定員数の割合は5.0％、そのうち高齢者住宅は1.5％です。イギリスは10.4％のうち高齢者住宅は7.2％、デンマークは8.7％のうち7.4％の高齢者住宅が整備されています。

そこで、2011年に高齢者の居住の安定確保に関する法律（高齢者住まい法）が施行され、サ高住が誕生しました。その背景として、高齢者の単身世帯、または夫婦世帯が急激に増加したこと、要介護度の低い方からの介護施設の利用申し込みが増えていることが挙げられます。

サ高住は、高齢者の居住の安定を確保することを目的として、バリアフリー構造等を有し、介護・医療と連携し高齢者を支援するサービスを提供する「サービス付き高齢者向け住宅」として位置づけられています。

尼崎でサ高住の運営を行うリンクハートでは、入居者様の生活をサポートするスタッフの求人募集を行っております。複数の施設で求人を行っているため、勤務場所・仕事内容はご自身の希望条件に合った施設へご応募が可能です。尼崎で求人をお探しの方は、ぜひリンクハートへご連絡ください。

【尼崎】サ高住の入居にかかる費用と相場

一口にサ高住といっても、安否確認や生活相談が受けられる一般型か、介護・看護サービスが受けられる介護型かによって費用相場は異なります。また、施設によって初期費用（入居一時金）や月額費用も異なるため、あらかじめ確認しておきましょう。

初期費用（入居一時金）

一般型

一般的な賃貸住宅と同様、敷金として数十万円かかります。施設によっては礼金が不要な場合や、初期費用が0円の場合もあります。

介護型

有料老人ホームと同様、利用権契約になるため入居一時金として数十万～数千万円かかるケースがあります。

月額費用

一般型

家賃・管理費（共益費）込みで5～30万円。食費や光熱費は別途必要です。

介護型

介護型は家賃・管理費・食事込みで15～40万円が相場です。

もちろん、すべての施設が上記に当てはまるわけではありません。

同じような施設でも契約形態が変われば、受けられるサービスや費用相場も異なります。一般型は介護型と比較すると初期費用・月額費用のどちらも安価ですが、介護や看護が必要になった場合は別途介護・看護・医療サービス利用料がかかります。

一般型サ高住の費用＋介護サービス利用料となると、介護型サ高住とほとんど変わらないことも多いです。

【尼崎】サ高住探しから入居までの流れ

サ高住への入居をお考えなら、入居までの流れを把握しておくとスムーズです。

こちらでは、サ高住探しから入居までの一般的な流れをご紹介いたします。

1．条件を決める

どのような施設を希望しているのか、地域や月額費用、受けられるサービス、部屋の広さなど、まずは条件をピックアップしましょう。

2．条件に合った施設を探す

ある程度条件が決まったら、条件に合った施設を探します。各自治体の窓口へ問い合わせる方法やケアマネージャーへ相談する方法もありますが、ご自身でインターネットや資料を見て探すのもおすすめです。

3．見学する

気になる施設が見つかったら、施設へ連絡して見学をします。実際に現地へ足を運ぶことで、ホームページやパンフレットではわからない、雰囲気やサービス提供の様子などを確認することができます。

4．仮申し込み

入居したい施設が決まれば、ご本人様、またはご家族様が仮申し込みを行います。その際、本人確認書類や年金受給額がわかる書類、健康状態（要介護レベル）がわかる書類、介護保険証のコピーなどの提出を求められることがあります。引っ越し準備はこの段階から始めておくのがおすすめです。

5．審査

仮申し込みが完了したら、支払い能力や健康状態（要介護レベル）を確認するための審査が行われます。契約時に連帯保証人や身元引受人などが必要な場合は、その方の本人確認書類も必要となることが多いです。

6．面談

入居契約の前に、入居希望者と施設運営者の面談があります。そこで、施設が提供しているサービスや月々の費用、運営方針などの再確認を行います。入居後の生活や健康状態について不安なことがあれば、相談しておきましょう。入居の際に持参できる家具・家電なども確認しておくのがおすすめです。

7．本契約

審査・面談が無事完了したら、本契約となります。契約後に「イメージと違う」ということにならないためにも、不安点・疑問点があれば納得いくまで質問しておきましょう。この段階で、ある程度の引っ越し準備は済ませておくのがおすすめです。

8．費用の支払い

初期費用などを支払います。月の途中から入居する場合は、日割りの費用や翌月分の費用も一緒に支払うことが多いです。

9．入居

入居日に引っ越しを行います。入居日が決まった段階で引っ越し業者を手配しておくとスムーズです。入居後は、住民票の移動や各種住所変更の手続き、ガス・電気・水道の解約などを行う必要があります。